株式会社Linkholaが運営するボランタリークレジットプラットフォーム「EARTHSTORY」において、世界初となる「自動車パーツリサイクル」を対象とした新方法論を策定し、正式に運用を開始いたしました。本方法論は、株式会社NGPおよびNGP日本自動車リサイクル事業協同組合の提案・データ協力のもと、長年にわたり蓄積されたリサイクルパーツの流通実績や大学との共同研究データを活用し、技術・専門家ヒアリングおよびEARTHSTORY制度運営委員会の審議を経て策定されました。使用済み自動車から回収されたリユース部品の活用によって、新品部品の製造を回避することで生まれるCO₂削減効果を定量化し、カーボンクレジットとして発行する仕組みとなっています。
【本方法論の特徴】
◾️「部品」の再利用(リユース)を直接評価:破砕や製錬を伴う「素材リサイクル」とは異なり、形状・機能を保ったまま再利用する「部品リユース」そのものを評価します。新品の製造を代替するため、製造時の膨大なエネルギー消費とCO2排出を直接、大幅に回避します。
◾️自動車産業全体のScope 3対策ニーズと自動車リサイクル産業の持続的発展:創出された高品質なクレジットは、サプライチェーンでの排出削減を推進したい自動車産業関連会社が購入・活用します。その収益が自動車リサイクル事業者に還元されることで、リサイクル部品の更なる品質向上・流通拡大につながり、業界全体の持続的発展を後押しします。
◾️スピーディーなクレジット発行:EARTHSTORYの強みである、最短3か月でのクレジット発行に対応
近年、企業にはScope3を含むサプライチェーン全体での温室効果ガス排出削減が求められています。一方で、既存制度では評価が難しかった循環型経済(サーキュラーエコノミー)に関する取り組みも数多く存在します。
本方法論は、「リサイクル」と「脱炭素」を組み合わせることで、自動車リサイクル事業者の環境貢献を新たな経済価値へ転換する仕組みを提供するものです。自動車産業全体の脱炭素経営と循環型社会の実現に向けた新たな選択肢として期待されています。
現在、NGPでは本方法論を活用した第1号クレジット創出プロジェクトの準備を進めており、2026年秋頃のクレジット発行を目指しています。
Linkholaは、民間主導のクレジット「ボランタリークレジット」の申請、審査、発行までをワンストップで提供する「EARTHSTORY」を運営しています。
本プラットフォームは、国内外でボランタリーカーボンクレジットを創出し、販売し、収益を得ることができるカーボンインフラサービスです。
ボランタリークレジットの創出・購入に関心のある企業様は、ぜひ一度お問い合わせください。